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夏の信州は、涼しさと美しい自然を楽しめる癒しのスポットが満載です。
今回はクラブツーリズムの日帰りツアーに参加し、特急あずさで千葉から信州へ。
車山高原・霧ヶ峰・白駒の池・苔の森・御射鹿池と、見どころたっぷりの旅を体験してきました。
この記事では、当日の流れや見どころ、注意点などを動画付きでご紹介します。
ツアー概要とルート
🚃 千葉駅発・特急あずさで茅野駅へ
今回のツアーは、千葉駅から出発する特急あずさに乗って、長野県の茅野駅を目指す日帰り旅行です。
集合時間は朝6時10分。出発は6時38分発の電車でした。
団体ツアーということで、集合時間は厳守。まだ眠い時間でしたが、皆さん時間通りに集まっていました。
思っていたよりも参加人数が多く、千葉駅だけで20名ほどの参加者がいらっしゃいました。
このツアーは千葉駅のほかにも、船橋駅・錦糸町・新宿・立川・八王子など、途中の駅から乗車する方も参加されています。
電車に揺られること約3時間、目的地の茅野駅には9時51分に到着。ここからいよいよ、信州の絶景スポットをめぐる旅が始まります。

🚌 バス移動と添乗員さんの案内
茅野駅に到着後は、ここからバスに乗って観光スポットをめぐります。
今回のバスはトイレのないタイプでしたが、出発前に特急あずさの車内で済ませておけば安心です。
その点を含めて、事前にしっかりと案内があるのも、団体ツアーならではの安心感です。
車内はとても清潔で、外観も内装も新しいタイプのバス。
各座席の横にはコンセントもあり、スマホの充電ができるのがうれしいポイントでした。
トイレ休憩はおおよそ1時間ごとに設けられていて、無理のないスケジュールです。
添乗員さんは明るくスポーティな女性で、初めての方でも安心できるよう丁寧に対応してくださいます。
要所要所での説明や集合時間の声かけなど、終始テキパキとしていてとても頼もしい存在でした。
立ち寄りスポットと感想
車山高原|リフトに乗って絶景鑑賞
最初の目的地は車山高原。
ここでは、山頂を目指してリフトを乗り継ぎながら登っていきます。
標高が上がるにつれて空気がひんやりと澄んできて、夏とは思えないほどの涼しさ。
眼下には高原の景色が広がり、リフトから眺める緑の風景はまさに絶景です。
途中で乗り継ぎがあるものの、係員の方が案内してくださるので初めてでも安心。
リフトに揺られながら、自然の中をゆったりと進む時間は、日常を忘れさせてくれるひとときでした。
🌼 霧ヶ峰|ニッコウキスゲの群生地
続いて訪れたのは、霧ヶ峰高原。
7月になると、黄色いニッコウキスゲの花が一斉に咲き誇り、斜面を一面に彩ります。
…のはずが、実は近年、野生のシカによる食害が問題になっているそうです。
ニッコウキスゲはシカにとってもごちそうらしく、私たちが訪れた日も花の数はやや少なめでした。
丘の周囲には鹿よけの電気柵が設けられていて、保護のための工夫がされているのが印象的でした。
散策コースには、少しぬかるんだ箇所もありましたので、滑らない靴での参加が安心です。
また、小高い丘を下った先の駐車場側には「絶景スポット」があり、晴れていれば富士山や南アルプス、中央アルプスを見渡すことができるそうです。
今回はあいにくの空模様で、その眺めはお預けとなりましたが、それでも高原の風と緑の中を歩く時間は、とても心地よいものでした。

🌲 白駒の池と苔の森|ミニハイキング

続いて向かったのは、神秘的な雰囲気が漂う白駒の池と苔の森。
池のまわりをぐるりと一周する、約45分のミニハイキングです。
ルートの一部には木道が整備されていて歩きやすいのですが、ところどころでは木道が朽ちていたり、ぬかるんでいる場所もありました。滑りにくい靴での参加が安心です。
池の周辺にはいくつか分かれ道があり、添乗員さんからは「単独行動はしないように」と事前にしっかり案内がありました。自然の中での安全管理がしっかりしていて、団体ツアーならではの安心感があります。
苔の森には「もののけの森」と呼ばれるスポットがあり、まるで映画『もののけ姫』に登場するコダマが出てきそうな幻想的な風景が広がっていました。
この北八ヶ岳一帯には、なんと485種類もの苔が確認されているそうで、苔をじっくり観察する専門ツアーもあるほどの人気ぶりだとか。
ツアーの皆さんと軽くおしゃべりしながら、森の空気を感じつつバスへと戻りました。心がふっと軽くなるような、癒しの時間でした。

🪞 御射鹿池|水鏡が美しい静寂の池

旅の最後に訪れたのは、静けさに包まれた御射鹿池(みしゃかいけ)。
ここは農業用のため池として使われている場所ですが、その美しさから多くの人を魅了しています。
日本画家・東山魁夷の代表作『緑響く』のモチーフにもなったことで知られ、
周囲の森と空が水面に映る“水鏡”の光景は、まるで絵画のような美しさです。
池の水は酸性が強く、魚は生息していないそうですが、その透明感と静寂は言葉にできないほど。
私たちが訪れた日は風もなく、雲までもが水面に映り込み、まさに“鏡の池”と呼ぶにふさわしい情景が広がっていました。
賑やかな観光地とは違う、心を落ち着かせてくれる特別な場所。旅の締めくくりにふさわしい、静かな感動を味わうことができました。
\今回参加したのはこちら/
▶ クラブツーリズム公式サイトでツアーを見る

ツアーの良かった点と注意点
😊 参加してよかったこと
今回のツアーに参加して、心から「参加してよかった」と感じました。
もし自分だけで同じ行程を辿ろうとしたら、電車やバスの乗り継ぎ、観光地同士のアクセス、休憩場所の確保など、考えることがたくさんあったと思います。
限られた時間の中でこれだけの場所を無理なく巡るのは、なかなか大変です。
その点、クラブツーリズムのツアーでは、場所から場所への移動はすべてバス。
添乗員さんが時間配分やポイントをしっかり案内してくださるので、安心して旅を楽しむことができました。
途中のトイレ休憩もこまめにあり、体力に不安のある方でも参加しやすい工夫が感じられました。
何より、慣れない土地でも迷うことがなく、「見る・感じる・癒される」ことに集中できるのが団体ツアーならではの良さだと思います。
この内容でこの価格…と、ツアー料金にも大満足。
お天気には少し恵まれない部分もありましたが、それも含めて心に残る一日となりました。
🚶♀️ 歩く距離・トイレ・服装のポイント
今回のツアーでは、体力に自信がなくても無理なく楽しめる内容でした。
特にハイキングコースでは、「無理をしないこと」が大切です。
現地では、見た目で「ちょっときつそう」と感じたら、早めに引き返す判断が大切です。
行きはよいよいでも、帰りは同じ道を戻るので、体力や時間に倍かかることもあります。
疲れてから戻ると周囲の方にも迷惑がかかる場合があるので、「少し早めの判断」が結果的に良い思い出につながります。
また、山間部のトイレ事情も少し注意が必要です。
一部のトイレは有料(100円程度)の場所もあるので、小銭を用意しておくと安心。どの場所も清掃が行き届いており、気持ちよく利用できました。
服装については、突然の雨や山頂での冷え込みを考慮して、防水性のある上着や羽織れるものを1枚持っていくのがおすすめです。
靴は、あればトレッキングシューズが最適。ぬかるみや段差のある道でも安心して歩けます。
今回のツアーの持ち物リストには、「携帯トイレ」や「熊よけの鈴」などもありました。
どちらも念のため用意しましたが、使うことなく済んでホッとしました。
【まとめ】
信州の涼やかな空気と美しい風景に包まれた、癒しの一日となりました。
団体ツアーならではの安心感や、効率よく巡れる工程も魅力です。
初めて信州を訪れる方や、体力に不安のある方にもおすすめできる旅でした。
自然の中でリフレッシュしたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
【YouTube動画紹介】
🎥 動画でも当日の様子をご紹介しています
▼YouTubeで見る
写真や文章では伝えきれない風や光、森の雰囲気をぜひ映像でもお楽しみください。
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ご覧いただきありがとうございました。
季節ごとに違う表情を見せてくれる信州。次回はまた違うコースにも挑戦したいと思います。
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